入浴は1日の疲れを取り、心身ともにリラックスできる大切な時間ですが、シャワーだけですませる方も少なくないでしょう。入浴は疲労回復やリラックス効果に加え、睡眠や健康にも影響するのです。
この記事では、入浴が特におすすめできるシーンと、バスタイムを癒しの時間にするための下準備、具体的なアイディアを7つご紹介します。
■バスタイムで癒されたい…こんな時はお風呂に浸かろう!
「明日も朝早いからシャワーですませて早く寝たい…」など、シャワーですませてはいませんか?そこで、どんなに忙しくても入浴した方がいい、具体的なシーンについて見ていきましょう。
◇しっかり疲れを取りたい時
温かいお湯に浸かると血行が促進され、体内の疲労物質や老廃物が身体の外に排出されます。お湯に浸かると浮力によって身体が浮き、筋肉のコリがほぐれて、疲労回復やリラックス効果につながるのです。
◇ストレスを和らげたい時
ぬるめのお湯に10分以上浸かると、イライラやストレスが緩和され、気分が落ち着きます。夏場なら38度前後、冬場は40度くらいに設定すると効果的です。
◇ぐっすり眠りたい時
寝る2時間前くらいに入浴すると、副交感神経が優位になり、質のいい睡眠に繋がりやすくなります。ただし、熱いお湯は交感神経が優位になり、かえって寝つきが悪くなるので注意しましょう。
◇むくみや冷えが気になる時
お湯に浸かると身体に水圧がかかり、マッサージに似た効果が得られます。むくみの原因となるたまった血液や余分な水分が心臓に押し戻され、1日働いた足がむくみにくくなります。
また、お湯で身体が温まり、血流が増えることを「温熱効果」といいます。冷えた身体を温めるには、ぬるめのお湯にじっくり長く浸かるのがポイントです。
◇お肌がかさついている時
肌の乾燥やかさつきがある場合は、保湿効果がある入浴剤を入れるのがおすすめ。熱いお湯は肌の乾燥につながるので、ぬるめのお湯にすると効果的です。
■癒しのバスタイムを過ごすための下準備
疲労回復や睡眠、むくみ、冷えなど体調を整える効果に加え、入浴そのものが癒し効果につながります。そこで、バスタイムを癒しの場所にするために、次のことを下準備しましょう。
◇入る前に水分を補給する
お湯に浸かると身体の水分が汗として出てしまうので、事前に水分補給を欠かさないようにしましょう。水分が足りていないと、脱水症状を起こす可能性があるので危険です。
◇湯舟に浸かるのはメイクを落としてから
メイクをしたままお湯に浸かると、湯気で崩れて毛穴を塞いでしまい、クレンジングで汚れが落ちにくくなります。まずはメイクだけを落とし、洗顔はお風呂から出る前におこないましょう。
◇かけ湯をしてから湯舟に浸かる
いきなりお湯に浸かると心臓に負担がかかるので、まずはかけ湯をして身体を慣らすことが大切です。心臓から遠い手足から先にお湯をかけ、次に全身にお湯をかけるといいでしょう。全身をかけ湯して汚れを軽く落としたら、一度お湯に浸かり、毛穴を開かせてから髪や身体を洗うのがポイント。毛穴が開いていることで、汚れや皮脂がより落ちやすくなります。
■毎日のバスタイムに癒しを~入浴を楽しむアイディア7選
バスタイムを癒しの場所にするために、次の7つのアイディアを実践するのがおすすめ。ついシャワーで済ませがちな方は、毎日のお風呂が楽しみになること間違いなしでしょう。
◇アロマキャンドルを焚いてリラックス
アロマキャンドルをお風呂で焚くと、好きな香りに満たされてよりリラックスできます。好みの香りだけでなく、効能でアロマキャンドルを選んでもいいですね。
◇お気に入りの入浴剤で気分を上げる
お気に入りの入浴剤を入れると、お風呂が癒しの場所に変身します。
入浴剤は健康効果を高めるものから、香りや色で癒されるものまで種類が豊富です。いろいろなタイプを用意して、その日の気分で入浴剤を選ぶのも楽しいですよ。
◇お湯に浸かりながら全身をマッサージ
お湯に浸かると血行が促進されるうえに、水圧によるマッサージ効果が得られます。それにプラスして全身をマッサージすると、より効率的に疲労回復や筋肉のコリをほぐす効果が期待できるでしょう。また、リンパマッサージはお湯に浸かりながらおこなうと、リンパの流れがよくなり、むくみも和らぎます。
◇スマホを持ち込んで動画やドラマを観る
バスタイムを癒しの時間にするには、好きな動画やドラマをスマホで見るのがおすすめ。防水タイプのスマホもありますが、精密機械を水気のある場所に持ち込むと故障のリスクがあります。そのため、万が一お湯に落としてもいいように、透明の袋に入れておくと安心です。
◇のんびり読書をする
「読書したいけど読む時間がない…」という方は、バスタイムを活用しましょう。ただし、紙の本は湯気で紙がふやけてしまうので、本をビニールでカバーするのがおすすめ。もしくは、スマホやタブレットをビニール袋に入れ、電子書籍で読むのもいいでしょう。
◇好きな音楽を聴く、または歌う
お風呂で好きな音楽を聴くと、心身ともに癒される空間が作れます。お風呂用のスピーカーを使う、もしくはスマホで音楽を流してもいいですね。また、浴室は自然にエコーがかかるので、音楽を聴くだけでなく歌うのも癒し効果が得られます。
◇《編集部おすすめ》kurokamiスカルプで頭皮をすっきりさせる
編集部がおすすめするのは、髪の指通りがよく、いい香りで洗えて、バスタイムの癒しになるharuの「kurokamiスカルプ」。頭皮の汚れがすっきり落ちるうえに保湿効果もあり、美しく健康な髪に導いてくれます。天然由来の精油をブレンドしているので、毎日のシャンプーするだけでも癒されるはずです。
■まとめ
お風呂は疲労回復やリラックス効果、ストレスを取り除くなど、心身ともにリフレッシュできる大切な時間です。忙しい日や汗をかく夏場などは、シャワーで済ませたいと思うこともあるでしょう。しかし、お湯に浸かると疲労回復だけでなく、むくみや冷えの緩和、質の良い睡眠に効果を発揮します。シャワーだけでは疲労が取れないので、できる限り毎日お湯に浸かることを心がけましょう。
また、入浴剤やアロマキャンドルで香りに癒されたり、趣味を楽しんだりと、お風呂を癒しの場にするのがおすすめです。
シャンプーで癒しが得られるkurokamiスカルプは、頭皮の環境を整え、美しい髪を目指すことができます。haruシャンプーのように、毎日のお風呂で香りにこだわったアイテムもぜひ試してみてはいかがでしょうか?