「美容=スキンケア」というイメージが強いかもしれません。しかし、スキンケアだけでなく、毎日入るお風呂が美容につながることを知っていましたか?お風呂にただ入ればいいのではなく、美容グッズを使うこと、お風呂あがりにも美容ケアをおこなうことがポイントです。
この記事では、バスタイムにおすすめの美容グッズ、美容グッズとして使える日用品、入浴後の美容ケアに取り入れてほしいグッズを紹介します。
INDEX
■いつものバスタイムできれいになる!おすすめの美容グッズを紹介
バスタイムで美容効果を得るために、おすすめの美容グッズを4つ紹介します。
◇コロコロするマッサージ器やかっさプレート
ローラー状でコロコロと転がすマッサージ器や、皮膚を擦って刺激するかっさプレートは、デトックス効果や気になるコリの軽減が期待できます。
マッサージ器はふくらはぎや太もも、かっさプレートは顔に使うのが特におすすめ。老廃物や余分な水分、脂肪など、体内にため込んだいらないものがスッキリします。
◇スクラブやクレイパック
お風呂に入ると角質がやわらかくなるので、スクラブを使うのには最適。古い角質によるざらつきがなくなり、ツルツルの肌になれます。また、クレイパックは毛穴の汚れを吸着する効果があるので、毛穴が開くお風呂で使うとより効果的です。
◇ドライブラシ
ドライブラシは、古い角質を落とす便利なアイテムです。本来は乾いた肌に使うのですが、お風呂で体を洗いながら使ってもOK。手足から心臓に向かって擦ると、血行がよくなり、むくみやセルライトのケアも期待できます。
◇足指セパレート
足指セパレートは、足の指の間に挟んで足の指を広げるグッズです。靴下やパンプスなどでぎゅっと締まっている足の指を開くと、指の先まで血液が流れて全身が温まりますよ。
■【家にあるものでお手軽美容】バスタイムに使える日用グッズ・食品6選
「わざわざお金を出して美容グッズを買うのはちょっと…」という方は、家にあるものを美容グッズとして活用しましょう。そこで、家にある日用品や食品で、美容グッズとして使えるものを6つ紹介します。
◇スプーン
毛穴の開きやたるみが気になる方は、冷蔵庫で冷やしたスプーンを使う簡単な美容法がおすすめです。
頬や額はスプーンの背で軽く叩き、小鼻や目のくぼみやスプーンに角度をつけて軽く押しながらマッサージしましょう。冷えたスプーンで肌を刺激することで毛穴が引き締まり、毛穴レスの肌に近付きます。
◇食塩
お湯に食塩を入れると体がよく温まるうえに、マグネシウムによる保湿効果も期待できます。体が温まると新陳代謝もアップするので、むくみのケアにつながります。入浴剤の代わりに塩を使うと、コスパが断然いいこともメリットの1つです。
◇柑橘系の果物の皮
みかんなどの柑橘系の皮は、リモネンの保湿作用、ビタミンAやCによる美肌効果、柑橘独特の香りによるアロマ効果などをあわせ持つ、優秀な美容アイテムなのです。お風呂に入れることで体がよく温まるうえに、リラックス効果も得られます。ただし、みかんの皮は生のまま入れると肌トラブルが起きる可能性があるので、一度乾燥させたものを使いましょう。
◇日本酒
日本酒をお風呂に入れると、アルコールによる血行促進で体がぽかぽか温まり、日本酒に含まれる保湿成分で肌がしっとりとうるおいます。
日本酒はアミノ酸や美白効果で知られるコウジ酸を含んでおり、化粧品に使われるほど美容効果が高いのです。合成清酒ではなく純正のものを使い、お湯にコップ2杯くらい入れるだけという手軽さも魅力ですね。
◇オリーブオイル
オリーブオイルをお風呂に入れると肌を乾燥から守ってくれるので、乾燥が気になるときにおすすめ。
2~4ml程度のわずかな量で効果が期待できるので、コスパがいいのも嬉しいですね。
◇牛乳
牛乳に含まれるカゼインは古い角質を落とす効果があり、肌がツルツルになるといわれています。
保湿効果のあるアルブチンや、活性酸素を抑制するビタミンA、コラーゲンの生成に関わる糖タンパク質などを、皮膚から吸収できることも牛乳風呂の魅力。牛乳の量は500ml~1リットルが適量なので、はじめての方は量を調整しましょう。
■バスタイム後も気を抜かない!入浴後に使いたい美容ケアグッズ
好みのグッズでケアしたり、お湯に美容成分をプラスしたりなど、お風呂で美容効果を得るには工夫が必要です。しかし、それ以上に大切なことは、バスタイムの後にも美容ケアを欠かさないことです。そこで、バスタイム後におすすめの美容グッズを紹介します。
◇フェイスマスク
お風呂を出ると肌の乾燥が急速に進むので、それを止めるために1秒でも早くフェイスマスクで保湿をおこないましょう。タオルで水分を拭いた部分から乾燥しはじめるので、先に顔を拭いてフェイスマスクをし、その後にゆっくり髪や体を拭くのがポイントです。
◇足つぼマット
足裏が「第2の心臓」といわれる理由は、足裏に全体重がかかることで老廃物がたまりやすいからです。足つぼマットで足裏を刺激することで老廃物が排出され、むくみが抑えられるのはもちろん、体の内側からキレイになれます。
また、バスタイム後は筋肉がほぐれているので、このタイミングに使うとリラックス効果も期待できます。
足裏のつぼが体のどこに該当するかがわかる反射区タイプ、スリッパに突起がついているタイプなどの種類がありますが、滑り止めがついているものを選ぶと安全です。
◇ヨガマット
お風呂で体を温めると固くなった筋肉が緩むため、バスタイム後はヨガやストレッチをする絶好のタイミングです。ヨガマットを部屋に用意しておき、お風呂あがりのルーティンにするとしなやかで美しい体を目指せます。
脂肪燃焼の効果は期待できませんが、筋肉のコリの軽減や、疲れがたまりにくくなるといった効果もあるようです。
■まとめ
お風呂に入ると血行促進や新陳代謝が向上し、美容効果が期待できます。効率的に美容効果を得るには、美容グッズをプラスするのがおすすめです。ただし、グッズを買わなくても家にあるものをグッズとして活用できるので、自分の好みの方法を選ぶといいでしょう。
お風呂から出たあとは、温まった状態のまま足つぼやヨガ、ストレッチをするのがポイント。体が温まっていないときよりも効果がアップするので、お風呂を使う美容法は前後のトータルで工夫することが大切です。
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