つややかで、なめらかな指通りの美髪にあこがれている方は多いはず。
正しいヘアケアができると、今までの髪質がうそだったかのようにきれいになっていくことがあります。
「いいといわれるシャンプーやトリートメントは試してきた」「そもそも正しいヘアケア方法が分からない」という方は、今日からはじめられる「夜のヘアケア」で美髪を目指してみてはいかがでしょうか?
今回は、夜のヘアケアで髪の毛にどのような効果があるのかご紹介していきます。たとえば朝シャンばかりになっている方は、夜のヘアケアの効果をチェックしてみてくださいね!
INDEX
■なぜ夜のヘアケアがいいの?
そもそもヘアケアは、なぜ夜におこなうがいいのでしょうか。
◇髪の毛の成長をよくするため
髪の毛は夜寝ているときに成長するもの。シャンプーをせずに寝てしまうと、ワックスなどのスタイリング剤や汗、頭皮の脂汚れで毛穴を詰まらせてしまいます。
健康な髪の毛を維持するには、夜のヘアケアをおこなって成長をサポートすることが大切です。
◇翌朝、髪の毛がまとまる
夜のヘアケアをおこなった翌朝は、髪の毛が余分な水分を取り入れないので髪が広がらず、まとまりやすくなります。そして長時間うるおいがキープされているので、翌朝のヘアセットがしやすくなり、時短も期待できますね!
時にはラクなので「朝シャンだけで済まそう……」となることもあると思います。ですが、夜のうちにケアを済ませた方が髪の毛にいい影響を与えられるので、簡単なヘアケアがあれば試してみたくなりますよね。
まずは、夜寝る前にヘアケアをおこなうという意識を持ってみることからはじめましょう!
■寝る前の2ステップ!美髪のための夜ヘアケア
寝る前に簡単な2ステップを踏むだけで、翌朝の髪の毛が見違えるほど変わってくるはず。「最近髪の毛のツヤがなくなった……」と困っている方は、次に紹介する簡単な夜のヘアケアを実践してみましょう!
・シャンプーでケラチンを補う
・洗い流さないトリートメントや美容液で摩擦を予防
ちなみに「髪の毛のゴールデンタイム」といってヘアケアの効果を最大限に発揮できるタイミングがあるといわれています。具体的には、お風呂上がりでキューティクルが開いている状態です。
キューティクルが開いていると、トリートメント・美容液の有効成分が髪の毛に多く浸透します。
乾いた髪の毛は水分をはじきやすいですが、濡れた髪の毛はケラチンの水素結合がゆるむので、そのときにヘアケアをすることで、美容成分が髪の毛全体に浸透し、まとまりやすくしてくれるのです。つまり、お風呂上がりなどにおこなう夜のヘアケアは、地肌も清潔になり、美容成分が浸透するので1日のなかでもっとも効果を実感しやすいといえます。
夜のヘアケアに洗い流さないアイテムをプラスすることは、比較的に手軽で、すこやかな美髪へと変化していくだけでなく、1日の充実度にも影響があるといわれていますよ!
ライフスタイルをよりいいものにするためにも、寝る前の1ステップで大切な髪の毛をいたわっていきましょう。
■これはNG!間違ったヘアケア方法
どんなにヘアケアの意識を高く持っていても、間違ったヘアケアを続けていては美髪を目指すのは難しいもの。
ここで、髪の毛に負担をかけやすい間違ったヘアケア方法について見てみましょう。
◇翌日に朝シャンする
寝る前にシャンプーをせず、朝に回している方は要注意。
髪は寝ている間に成長するので、すこやかな頭髪を維持するためにも、夜寝る前のシャンプーで汚れを取りのぞいておくことが大切。ただ、皮脂分泌量が多いという理由から、朝晩1回ずつシャンプーするという場合は問題ないでしょう。
◇生乾きのまま寝てしまう
髪が濡れている状態=キューティクルが開いている状態です。
生乾きのまま寝るとまくらや布団などで摩擦が起き、髪全体を傷めてしまう原因になります。さらに、しめったままの頭皮には雑菌が繁殖し、ニオイや頭皮環境を悪くする原因となるので、シャンプー後はしっかりと髪の毛を乾かすようにしましょう!
◇シャンプーを髪につけて泡立てる
シャンプーは手や泡立てネットで軽く泡立ててから頭につけると、髪を傷めにくくなります。濡れた髪で泡立てようとすると、髪の毛同士の摩擦でキューティクルを傷めてしまうので気をつけてくださいね。
◇スタイリング剤をつけすぎている
ヘアセットやブローだけでなく、紫外線カットや臭いブロックなどスタイリング剤をつける目的はさまざまですよね。
髪を大切にしすぎるあまり、いろいろな種類のスタイリング剤を重ねづけしていると、かえって髪の毛に負担がかかってしまいます。また、つけすぎたスタイリング剤は1度のシャンプーで落としきれない場合もあるので、洗い流すときのことを考えても最低限の量にとどめておくのがベター。
髪の毛にかかる負担やダメージを優先に考えると、美髪のためのヘアケア、間違ったヘアケアが見えてきませんか?
NGヘアケアに当てはまる項目があった方は、今日からヘアケア習慣を見直してみるといいかもしれませんね。
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※年齢に応じたケア
■まとめ
美髪のためのヘアケアに難しい知識や工夫はいりません。頭皮をすこやかに保ち、髪の毛への負担・ダメージを減らすことができれば、正しいヘアケアの第一歩でしょう。
忙しい、疲れたなどの理由から、夜寝る前のシャンプーを翌日に回してしまっている方は、これを機に夜ヘアケアの習慣を身につけてみるのもいいかもしれませんね。
編集部おすすめの「kurokamiスカルプ」など手軽に取り入れられるアイテムを使いながら、ぜひすこやかな美髪を目指していきましょう!