きちんとシャンプーしているのに、なぜか最近ポロポロとフケが落ちる……というお悩みはありませんか?そのフケはもしかしたら頭皮の日焼けが原因かもしれません。
この記事では頭皮の日焼けでフケが出てしまう理由と、フケが出てきた際の対処法をご紹介します。
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■フケや皮むけが発生する理由は?
そもそも、一体どうしてフケや皮むけが発生するのでしょうか。まずはその理由についてご紹介します。
◇フケは頭皮から出る老廃物
不潔な印象を与えてしまうフケですが、健康な頭皮の状態でもフケは発生します。
人間の肌はターンオーバーを繰り返して生まれ変わることをご存じの方は多いと思いますが、頭皮も同じく新陳代謝が備わっています。その際に古くなってしまった頭皮の角質層が押し出され、剥がれ落ちた物がフケの正体です。
このターンオーバーで発生したフケは、普通はシャンプー等で洗い流されてしまうため、目に付くことはあまりありません。
◇皮脂や菌が増えるとフケが増える
頭皮には、マラセチア菌という常在菌がいて、雑菌や細菌の侵入を防いでくれています。
マラセチア菌は皮脂や汗などを栄養にしているのですが、何かの原因で皮脂とマラセチア菌とのバランスが崩れると、頭皮のターンオーバーのサイクルも崩れてしまい、角質層が大量に剥がれ落ちてしまいます。これが、フケが増えてしまった状態です。
◇頭皮の日焼けによる皮むけ
フケの原因が、日焼けによる頭皮の皮むけというケースもあります。
毛髪で覆われた頭皮は、日焼けしにくいというイメージがありますが、頭皮も皮膚の他の部分と同じように日焼けをします。特につむじや髪の分け目の部分、まばらになってしまった部分は紫外線の影響を受けやすくなっています。
日焼けした皮膚はダメージから回復するために、新たな皮膚細胞を作るため、日焼けしてから2~3日でダメージを負った頭皮がパラパラと剥がれ落ちます。これがフケとなり、2~3週間は頭皮の状態が落ち着くまでフケが出る状態が続きます。
また、日焼けにより熱を持った頭皮は乾燥しやすくなるため、皮脂が多く分泌されます。そのため頭皮のバランスが崩れてしまい、フケが発生しやすくなります。
帽子や日傘などで予防しきれず、頭皮が日焼けしてしまったときは、肌が日焼けしてしまったときと同じく、まず水で濡らしたタオルなどで冷やすことが肝心です。その後、アルコールや合成成分などを含まないケア用品で、頭皮に水分を補いましょう。
あまりに酷い場合は皮膚科などに相談に行くことをおすすめします。
■頭皮の日焼けでフケが出たときのシャンプーの方法
頭皮が日焼けしてしまったからといって、髪を洗わないわけにはいきません。
続いては日焼けしてしまった頭皮を優しくいたわりながらシャンプーする方法をご紹介します。
◇1. シャンプーの前にしっかりと頭皮を冷やす
日焼けは軽いやけどを負った状態で、直後の肌は熱を持っているため、水を浸したタオルや保冷材などを使ってまずは熱を取りましょう。
ただし、直接保冷材などを頭皮に当ててしまうと、急激な表面温度の変化によって頭皮に負担を与えてしまいますので、ガーゼ等を使ってじんわりと熱を取っていきましょう。
◇2.皮脂をシャワーで落とす
シャンプーをする前にシャワーを頭皮に当てて、皮脂を落としておきましょう。
これは頭皮を日焼けした場合に限らず、シャンプーの前に落とせる皮脂はシャワーで落としておきましょう。
水を流しただけでも刺激を感じるような場合は、シャンプー剤の使用は避け、水またはぬるま湯で皮脂を流すだけにとどめておきましょう。
◇3.泡立てネットなどを活用して泡を作る
日焼けした頭皮は非常に敏感になっているため、シャンプーを頭に載せてから泡立てるのはなるべく避けましょう。
泡立てネットがある場合はネットを使用し、無い場合は手であらかじめシャンプーを泡立てましょう。
◇4. 指の腹を使って優しくマッサージするようにシャンプーする
ゴシゴシこすったり爪を立てたりせず、指の腹を使って優しくマッサージするように洗いましょう。
シャンプーを付けた際にひりつくような痛みを感じた場合は、シャンプーの使用をやめてすぐにすすぎ流しましょう。
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■まとめ
日焼けした頭皮は敏感ですので、できる限り優しくケアするように注意しましょう。日焼けによるフケの場合は、しばらくの間フケが出続けることが考えられますが、皮膚科に相談に行ったり、編集部おすすめのharuのkurokamiスカルプなどの頭皮に優しいシャンプーを使用してのケアをされてくださいね。