「しっかり日焼け止めを塗ったはずなのに、気が付いたらまだらに焼けていた…」という経験はありませんか?日焼けムラができてしまうと恥ずかしく、つい隠したくなってしまいますよね。
そこで今回は、まだらに日焼けしてしまうメカニズムやケア方法、予防策についてご紹介します。これさえわかれば、今後まだら日焼けを防ぐことができますよ!
INDEX
■なぜ日焼けがまだらになってしまうのか?
中には「え!こんなことも?」と思う意外な原因もあるので、具体的にチェックしていきましょう。まだらに日焼けしてしまう原因は主に3つです。
◇日焼け止めをしっかり塗れていない
まだら日焼けの原因1つ目は、そもそも正しく日焼け止めを塗れていないというものです。
一度日焼け止めを手に出し、それを少しずつ塗っていく人がいますが、これではムラができてしまうため、まだら日焼けになりやすいといえるでしょう。
また、大量の日焼け止めを塗るのもムラの原因となります。
◇汗で落ちた
日焼け止めは「朝塗れば1日持つ」と思っている人も多いですが、こまめに塗らなければ意味がありません。ましてや、屋外にいる時間が長いのであればなおさらです。
なぜなら、日焼け止めは汗によって落ちやすくなってしまうため、少なくとも2~3時間おきに塗りなおす必要があります。このひと手間を怠ることでまだら日焼けになりやすくなるのです。
もちろん、人によって汗の量は違いますが、汗の量が少ないからといって日焼け止めが落ちないわけではないので、「日焼け止めはこまめに塗りなおすもの」と認識しましょう。
◇肌が乾燥している
お肌の乾燥もまだら日焼けに繋がります。乾燥肌はバリア機能が低下していることで日焼けをしやすく代謝も遅いため、部分的に乾燥している場合はそこだけ日焼けしやすくなるからです。また、乾燥がひどい場合は日焼け止めが剥がれやすくなるので、普段から肌を保湿することが大切です。
■まだら日焼けのケア方法
うっかりまだら日焼けになってしまった場合、日焼け部分は軽いやけど状態になっているので、時間をあけずできるだけ早く日焼けした肌をケアすることが重要です。
◇肌を冷やして鎮静させる
まだら日焼けに気が付いたら、まずは火照った肌を冷やしましょう。
そのまま放置してしまうと、メラニンが急激に増え排出されにくくなってしまいます。そのため、肌を触って少しでも火照りを感じたら、できるだけ早くケアをしてください。
<具体的には…>
- 水道水で冷やす
- 濡らしたタオルで冷やす
- 氷や保冷材で冷やす
- ミネラルウォーターをスプレーするなど
◇水分補給で保湿する
日焼け後は肌が乾燥しやすくなるので、保湿することも大切です。
とはいえ、肌は敏感な状態になっていますので、低刺激の化粧水を使うのがおすすめです。
また、抗炎症成分などが入っていると、保湿機能と一緒に肌のバリア機能も高めてくれるのでおすすめですよ!
■まだら日焼けをしないための予防策
まだら日焼けは早急なケアで治すことができますが、日焼けをしないに越したことはありません。まだら日焼けをしないためにも、普段から日焼け対策を心がけましょう。
◇日焼け止めを正しく塗る
日焼け止めを正しく塗れば、まだら日焼けを簡単に予防することができます。
しかし、自己流の塗り方になっている人も多いと思うので、今一度日焼け止めの塗り方を確認してみましょう。
<正しい日焼け止めの塗り方>
- 肌の上に直接日焼け止めを出し、線状にする
- 線状になった日焼け止めを、手のひら全体で円を描くように広げていく
- 最後は全体的になじませる
ポイントは、少しずつ塗ったり、大量につけすぎたりしないことです。
また、日焼け止めには「SPF値」と「PA値」があるのをご存知でしょうか?
使用する日焼け止めはSPF値とPA値の両方が表示されているものを選び、汗をかきやすい人はウォータープルーフの商品を選ぶのがおすすめです。
・SPF値・・・「UVB防止効果」を表した数値。UVBはシミや皮膚がんの原因となる恐れもある。
・PA値・・・肌老化の原因となるUVAの防止効果を表した数値。
◇普段から保湿を意識する
肌の乾燥はまだら日焼けのリスクを高めます。
そのため、肌を乾燥させないよう普段から十分に保湿することを心がけましょう。
また、潤った肌は1日や数日でできるものではないため、毎日の習慣にすることがおすすめです。
◇ビタミンCを積極的に摂る
ビタミンCは抗酸化力が高く、身体の内側から日焼け対策ができます。
ビタミンCが豊富な食材には赤パプリカやブロッコリー、キウイ、カリフラワー、ピーマンなどがありますので、これらの食材を積極的に摂るようにしましょう。
また、トマトに含まれるリコピンも高い抗酸化作用があっておすすめです!
■まとめ
まだら日焼けのほとんどは、日焼け止めを正しく塗れていないことが原因です。
肌の乾燥も原因の1つではありますが、大半は日焼け止めの塗り方だといっても過言ではないでしょう。
そのため正しい塗り方を知り、こまめに塗りなおすことが大切です。
また、万が一まだら日焼けになってしまっても、早急にケアをおこなえば大きなトラブルにならないので、焦らず対処しましょう!