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赤ちゃんと一緒にお風呂を!いれるときに用意するものといれる手順は?

赤ちゃんと一緒にお風呂を!いれるときに用意するものといれる手順は?

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赤ちゃんは羊水の中で成長するので水に対する恐怖感があまりなく、お風呂が好きといわれています。生後間もないころは赤ちゃん専用のバスタブで沐浴しますが、「いつから大人と一緒にお風呂にいれてもいいの?」と悩むお母さんも多いのではないでしょうか?

 

今回は、赤ちゃんをお風呂にいれられる時期事前に用意するものお風呂にいれるときの注意点についてご紹介します!

 

この記事の監修者:武井 智昭 院長(高座渋谷つばさクリニック 内科小児科アレルギー科院長)

慶応義塾大学医学部卒業後、平塚共済病院小児科医長を経て高座渋谷つばさクリニック_内科小児科アレルギー科院長。日本小児科学会専門医、指導医。臨床研修医指導医。インフェクションコントロールドクター(日本小児感染症学会)。現在、0歳から100歳までの「1世紀」を診療する医師として、家庭医として地域医療に従事しながら、メディア等での執筆・監修を多方面で行っている。医師+(いしぷらす)所属。

 

■赤ちゃんをお風呂にいれるのは生後どのくらい?

基本的には、生後1か月を過ぎて1か月健診でなにも問題がなければ、赤ちゃんをお風呂にいれることができます。

 

そもそも、生後1か月未満の赤ちゃんがなぜ沐浴をするのかというと、抵抗力が弱い赤ちゃんをお風呂の雑菌から守ることや、産後の傷口が癒えていないお母さんの負担を減らすため。

1か月もすると、傷口が塞がってコンディションも整うので、1か月を境に沐浴とお風呂を使い分けることが一般的となっています。

 

ただ、1か月以降は沐浴NGというわけではないので、お母さんの負担が少ないほうを選ぶのがおすすめです。

 

 

■赤ちゃんをお風呂にいれるときに用意しておくもの

はじめて赤ちゃんと一緒に入浴する場合、必要なアイテムを一通り揃えておくと安心です。

忘れものがあるとバタバタしてしまうので、次に紹介するアイテムを近くに置いた状態でお風呂にいれましょう!

 

赤ちゃん用のシャンプー

・体を洗うタオル(なくてもOK)

体を拭くバスタオル

おむつ

肌着

 

体を洗うタオルは綿の柔らかいものがベストですが、それがなければ手で洗うのがおすすめ。赤ちゃんの肌は水分を多く含みとてもデリケートなので、肌触りのいい柔らかいタイプのバスタオルを選びましょう。

 

また、お母さんが1人で赤ちゃんをお風呂にいれる場合、次のアイテムがあると便利!

ハイローチェア…お母さんが体を洗うとき、赤ちゃんを安全な状態で待たせることができる

バスマット…床に敷くと滑りにくくなって安全。マットに寝かせた状態で赤ちゃんを洗うこともできる

座布団…上にバスタオルを敷いておくと、お風呂あがりのベッド代わりになる

 

これらのグッズがあるとお風呂にいれるのが楽になるので、1人でいれることが多い場合は用意しておくといいですよ!

 

 

■赤ちゃんをお風呂にいれる手順


赤ちゃんは湯冷めが早いので、入浴後にバタバタすることがないように、お風呂あがりの準備を先にしておくのがポイント。

 

リビングなどの広い場所に着替えを用意して、紙おむつもすぐに着けられるようにギャザーを広げておきましょう。また、脱衣所で赤ちゃんを横にして体を拭けるように、座布団の上にバスタオルを重ねておくと安心です。

 

お風呂あがりの準備が整ったら、次の手順でお風呂にいれましょう。

 

1浴室内をシャワーなどで温めておく(25℃くらい)

240℃以下のお湯をたっぷり浴槽にためる(下半身までしっかりお湯につかるように)

3お母さんが座った状態で赤ちゃんを抱っこし、優しくかけ湯をする

4浴槽に入ったあとは、赤ちゃんの頭をしっかり抱えて肩までお湯にいれる(のぼせていないか顔色をチェックする)

5浴槽からあがったら、赤ちゃんの体を優しく洗う

6泡を流したら再び入浴する

 

これが基本的な流れになりますが、赤ちゃんの体の洗い方にはいくつかポイントがあります。顔と体、それぞれの洗い方のコツは次の通りです。

 

◇顔の洗い方

最初に洗うのは顔で、目・口の周りやあごの下、耳の後ろは汚れやすいので、体洗い用のタオルなどで優しく拭くように洗いましょう。顔を洗う場合、落ちない汚れがある部分だけにボディーソープを使うのがポイント!

 

◇体の洗い方

手か体洗い用タオルにボディーソープをつけて、赤ちゃんの頭や首を支えた状態で、背中や首、胴、わきの下、ふくらはぎ、おしり、太ももの裏を洗いましょう。肌のシワや指の間など、汚れがたまりやすい部分も忘れずに洗うのがポイント。

 

へその緒や生殖器などのデリケートな部分は、特に慎重に洗うことが大切です。

 

 

■お風呂あがりは赤ちゃんの保湿ケアを忘れずに

お風呂からあがったら拭いて終わりではなく、保湿ケアも忘れずに!

なぜなら、赤ちゃんの皮膚は大人の1/2~1/3の薄さしかなく、皮膚のバリア機能が弱いうえに、皮膚の水分を保つアミノ酸やセラミドが少ないからです。入浴後わずか10分で肌の水分が減ってしまいますので、お風呂からあがったあとは、なるべく早く保湿ケアをしましょう。

そして保湿ケアには、ワセリンなどの成分がシンプルなものを選ぶのが基本。汗をかく夏はローション・化粧水や乳液乾燥する冬はクリーム、というように、季節によって使い分けると効果的でしょう。

 

 

■まとめ

赤ちゃんは生後1か月を過ぎたら、沐浴からお風呂に切り替えることができます。

 

お風呂にいれる前には必要なものを揃えることと、お風呂あがりの準備を整えておくのがポイント。お湯の温度や手順に気を付けて、頭や首を手で支えながら体を優しく洗いましょう。

そして、赤ちゃんの肌は乾燥しやすいので、お風呂あがりの保湿ケアを忘れずに行うことが大切です。

 

慣れないうちは難しいことも多いですが、お風呂が赤ちゃんとスキンシップする大切な時間にできたらいいですね!

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