健康と美容、そして身だしなみのためのお風呂。毎日きちんと入らないといけないとはわかりつつも、どうしても面倒に感じてしまうことはありませんか?
「今日は疲れたから明日の朝シャワーを浴びよう」とついつい思ってしまう方のために、バスタイムを快適にし、面倒くささを軽減できるライフハック術2つと、時短アイテムをご紹介します。
■「できれば入りたくない…」お風呂が面倒に感じる理由とは?
「お風呂が面倒」となる理由は、人によってさまざまです。
お風呂に入るのは好きでも、入るまでの準備や上がったあとが面倒と感じる方もいれば、入浴中に髪や体を洗うのが嫌な方、湯船に浸かりたくない方もいるでしょう。
中には、「そもそもお風呂自体が嫌い!」という方もいるかもしれません。
何を面倒に感じているのかがわかり、それさえクリアしてしまえば気楽にお風呂に入ることができるかもしれません。
ここでは、お風呂が面倒に感じてしまうよくある理由をいくつか挙げてみましたので、面倒だと思うタイミング別に見てみましょう。
◇お風呂に入る前が面倒に感じるタイプ
「仕事から帰ってすぐはソファでゆっくりしたい」、「座ってしまうと立ち上がるのが億劫になってしまった」など、ついついダラダラしてしまう方によくあるタイプです。
あるいは、「タオルや着替えを取りに行くのが面倒」という方もいらっしゃるかもしれません。こういったタイプの方は、お風呂自体が嫌いなわけではなく、“とにかく動くのが面倒”と感じているのではないでしょうか。
このタイプは物を置く位置や動線を見直してみると、お風呂に入ることは面倒に感じることもなくスムーズに入浴できる方が多いです。
◇お風呂中の行為が面倒に感じるタイプ
石鹸を泡立てて体を洗って、シャンプーをしてリンスをして…と、お風呂中は意外とやることが多いですよね。体を綺麗にするのが目的なわけですから、洗うという動作は当たり前なのですが、これが面倒と感じてしまうこともあります。
その場合は泡で出てくる容器を使ったり、オールインワンアイテムを使って工程を減らせば、お風呂中の手間が少なくなり、面倒に感じなくなる場合もありますので、シャンプーや洗顔などのアイテムを見直してみるのもいいかもしれません。
また、身体や髪などについた汚れはお湯でしっかり流すだけでも8割ほど落ちるので
念入りに洗うポイントも押さえれば、思っているより気楽に済みます。
◇お風呂から上がったあとが面倒に感じるタイプ
お風呂に入るのはいいけど、保湿や髪を乾かすなど上がったあとのケアが面倒に感じる方は多いもの。化粧水、乳液、美容液…と保湿するにも工程があり、それぞれが肌になじむまでにも時間がかかります。
手を抜いてしまうとカサつきやゴワつきが出たり、翌朝の化粧ノリが悪くなったりするため、「丁寧にやらなくてはいけない…」という気持ちも面倒に感じる理由の一つ。
こちらも、アイテムを見直して工程を減らすことで、お風呂上がりのケアを楽にすれば、バスタイムを純粋に楽しむことができそうです。
■ついダラダラしちゃう人が実践したいお風呂前の習慣2つ
仕事から帰ったら、ついダラダラしてお風呂に入るのが面倒になってしまう方は、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。
一度腰を落ち着けてしまうと、行動を起こそうにも億劫になってしまいますので、ポイントは、落ち着く前に動いてしまうことです。
◇帰ったらお風呂へ直行!を習慣化する
「習慣化」というと大ごとのように聞こえますが、「面倒くさい」と感じる前にお風呂へ入ってしまうのはかなり有効な方法だと言えます。
家に着いて荷物を置いたら、まずはお湯を沸かすところから始めてみましょう。
最初にお湯を沸かすようにすると、面倒であってももったいなく感じて自然とお風呂に入ろうという気分になります。
それも面倒だと感じる方は、思い切って服を脱いでしまえば、あとはお風呂に入るだけです。
お湯に浸かる方がもちろんいいですが、シャワーだけでも入らないよりは汚れも落とせ、身体も温まります。
◇出かける前にお風呂の準備をしておく
部屋着やタオルを用意するのが面倒だから、お風呂に入るのも面倒だと感じてしまう方は、朝出かける前にお風呂の準備を終わらせておきましょう。
脱衣所やお風呂の近くの部屋に着替えやタオルをまとめて置いておけば、改めて準備する必要はありませんね。
■面倒くさがり屋さんのためのお風呂時短アイテム!
お風呂に入るまではそれほど苦にはならないけれど、メイクを落としたり、上がったあとのスキンケアが面倒と感じてしまう方のために、楽に使えて時短ができるおすすめのアイテムをご紹介します。
◇面倒なメイク落としは洗顔とセットで!クレンジングもできる洗顔フォーム
帰宅してから最も面倒なのがクレンジングですよね。メイク落としと洗顔をすると、結局二倍の時間がかかってしまいます。
これが面倒だと思ったら、クレンジングもできる洗顔フォームを使って時短をしましょう!
濡れた手でも使えるクレンジングを選べば、お風呂の中でも使えます。泡立てるのも面倒だという方は、泡タイプのものを選ぶのがおすすめです。
ただし、メイクが残ってしまっては本末転倒ですので、しっかりと洗浄力のあるものを選びましょう。
◇リンスの要らないシャンプーで髪を洗う時間も時短!
「シャンプーをしたあとは、リンスやトリートメントをしなければいけない」というのは思い込みかもしれません。例えば、洗うだけでも髪にツヤを与える、“リンスの要らない”シャンプーも開発されています。
髪に浸透させる時間を置かなくてもいいので、劇的にお風呂の時間を短縮できるようになります。ただ、ものによっては髪がゴワゴワになってしまうこともあるので、しっかりと保湿力の高いものを選びましょう。
◇お風呂上がりの時短ケアにはオールインワン!
化粧水、乳液、美容液…と、お風呂上がりのケアが面倒な方は、やはりオールインワンなどのシンプルなケアがおすすめです。水分と油分のバランスさえ気をつければ工程が少なく肌に浸透するまでの時間も少ないので、お風呂から上がったらすぐにゆっくりすることができます。
◇色んな所に使えるケア用品を選ぼう
お風呂上がりは、顔に、髪に、体に…と、全身くまなくケアをしておきたいところです。
しかし、そうなると非常に多くのケア用品を揃えておく必要がありますよね。お風呂上がりのケアアイテムの量が多いと、余計に面倒に感じてしまいます。
そんなときは、体にも髪にも使えるケア用品を選んでみてはいかがでしょうか。
ケアアイテムの量が大幅に減り、面倒くささも軽減され、全身一気にケアできるので結果的に時短にもつながるのでおすすめです。天然由来や低刺激処方のものに多いです。
■まとめ
お風呂が面倒だと感じる日でも、きちんと入るためのライフハック術と時短アイテムをご紹介しました。
面倒だと感じても、やはり翌日のシャワーより、美容や健康のためにはその日のうちにきちんとお風呂に入っておくのがベスト。時短アイテムをうまく利用してより楽に、より快適にバスタイムを過ごしましょう。