年齢を重ねるたびに増えていく、乾燥やシミ・しわなどの悩み……。
でもお肌だけでなく、髪の毛のパサつきやうねり・薄毛などといった悩みを抱えている人も少なくありません。
髪の毛が若々しいと表情もパッと明るく映るものですので、お肌のエイジングケアと同様に髪のケアもおこないたいですが、忙しくてケアに時間をかけられないということも。
そこで今回は、子育てや仕事で忙しい毎日を過ごしている女性でも、簡単におこなえるヘアケアとして「シャンプー」「トリートメント」「タオルドライ」「ドライヤー」の正しい方法をご紹介します!
INDEX
■正しいシャンプー方法で美髪が育つ土台を作る
きれいな髪をつくるシャンプーのポイントは、まず「頭皮についた汚れをしっかりと落とすこと」です。
正しいシャンプー方法を以下にまとめるので、さっそく今夜から始めてみましょう!
◇ブラッシングで髪の毛についている汚れを落とす
髪の毛を濡らす前にブラッシングをして、髪表面についているホコリなどの汚れを浮かびあがらせます。ブラッシングをすることで頭皮汚れも落としやすくなるので、これをするかしないかでは大きな差が!
◇ぬるま湯で予洗いをする
シャンプーをつける前に、38度のぬるま湯で1~2分ほど予洗いをします。予洗いは頭皮の汚れをある程度落とすことができるだけではなく、頭皮の毛穴が開いて皮脂汚れも落としやすくなるので、シャンプーの泡立ちもよくなりますよ。
このとき、熱いお湯で予洗いをしてしまうと頭皮が乾燥しやすくなるので、ぬるま湯でおこなうことがポイントです。
◇シャンプーをする
手のひらにシャンプーを適量出したら少量のお湯で伸ばし、髪の根元に優しく塗布して泡立てます。指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗えば、頭皮の血行促進にもつながってGOOD!
「ゴシゴシ洗わないと汚れが落ちた気がしない……」と2度洗いしてしまう人もいますが、2度洗いすると頭皮に必要なうるおいまで落としてしまうことがあるので、シャンプーは基本的に「1度洗い」がおすすめです。
◇しっかりとすすぐ
シャンプーが終了したら、予洗いのときと同じように38度ほどのぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。頭皮にシャンプー剤が残ってしまうと、皮膚トラブルやかゆみにつながってしまうこともあるので、地肌や生え際などもていねいにすすいでくださいね。
■いつものトリートメントも使い方次第で効果アップ!
髪の毛をサラサラにしてくれるトリートメントですが、正しい使用方法は意外と知られていないもの。
ここでは、トリートメントの効果的な使い方、使う量の目安やつけ方、すすぎ方をご紹介します。
◇毛先に向かって揉み込むように塗布する
トリートメントは、適量を「髪の中間部分~毛先」に向かって揉み込むように塗布するのが正しい方法です。
そもそもトリートメントとは、ダメージが気になる部分にアプローチしてくれるもの。
根元付近の髪は生えたばかりでダメージも少ないので、トリートメントを使用する必要は少ないでしょう。
また、頭皮にトリートメントを塗りこんでしてしまうと、油分過多になりやすく、かゆみやベタつきの原因になることも!
◇シャワーキャップを利用する
トリートメントを塗布したあと、シャワーキャップをかぶって5分ほど待つと、より効果的です。シャワーキャップをかぶることで髪にトリートメントの栄養成分が浸透しやすくなり、いつもよりサラサラつやつやの髪になるでしょう。
シャワーキャップがない場合は、蒸しタオルでも代用できますよ!
◇シャワーでしっかりとすすぐ
トリートメントを塗布して5分ほどたったら、すすいでOKです。
すすぐときは、トリートメントのヌルヌル感がなくなるまで、シャワーでしっかりと流しましょう。
■タオルドライすることでドライヤーの熱ダメージを減少!
シャンプー・トリートメントがおわったら、今度はタオルドライ。
ドライヤーを使用する前に、タオルドライでできるだけ髪の水分を取っておくと、ドライヤーの使用時間が短縮されて髪への熱ダメージも最小限で済みます。
ただし、タオルドライをするときに、タオルでゴシゴシと拭いてしまうと摩擦で髪が痛みやすくなるのでNG!髪をタオルで挟んで「パンパン」と叩くようにして、水分をタオルに吸収させましょう。
頭皮の水分もしっかりと吸い取れるように、タオルは吸水性の高いものを使用するのがおすすめです。
■ドライヤーを上手に使ってストンとまとまるツヤ髪に
せっかくここまで正しいケアをしていても、ドライヤーの使い方を間違ってしまうと髪の毛にダメージを与えてしまうことに。
ここでは、ドライヤーの正しい使用方法についてご紹介していきます。
◇ドライヤーは根元→毛先の順番で
髪の根元は乾かすのに非常に時間がかかる部分なので、まず根元から温風をあてて髪の中間、毛先の順番で乾かしていきましょう。この順番で乾かしていくと、根元付近を乾かしている間に毛先部分は自然に乾いてしまうので、毛先に加わるドライヤーの熱ダメージを少なくすることができますよ!
◇ドライヤーは髪の毛から20センチ離す
髪の毛は熱に弱いので、ドライヤーを使用するときは20センチほど離して風をあてましょう。また、同じ部分に長時間熱が加わると髪が傷みやすくなるので、全体的に熱を分散させながら乾かすことを意識してくださいね。
◇最後は冷風で引き締める
髪が8割程度乾いたら、冷風に切り替えてキューティクルを引き締めながら完全に乾かします。冷風を髪の根元~毛先に向かってあてることによって、キューティクルが整って髪に自然なツヤが生まれますよ!
■まとめ
いつも使用しているシャンプーやトリートメントでも、正しい使用方法を意識するだけでぐっと美髪に近づけることができます。ここでご紹介したテクニックはどれも簡単にできるものばかりなので、さっそく今日から取り入れてみませんか?