くせ毛が原因で自分に合ったヘアスタイルが見つからないという悩みをもつ人は少なくありません。髪の毛のくせは、やり方次第で弱めたり、ストレートに変えたりすることもできます。
ここでは、くせ毛をストレートにしたうえで、自分好みのヘアアレンジを実現するまでの流れをご紹介します。
INDEX
■くせ毛の悩みやストレートにするメリットについて
くせ毛や髪質で悩んでいる人は多いものです。またそのように悩んでいる方の場合は、髪をストレートに変えるメリットがたくさんあります。
◇くせ毛特有の悩み
くせ毛の人にありがちな、髪質についての悩みは以下のようなものです。
・日によって仕上がりが変わってしまい、なかなか自分に似合うヘアスタイルが決まらない
・髪の毛が横に広がってしまい、整ったヘアスタイルにできない
・梅雨時など湿度の高い季節が憂鬱になる
こうした悩みに対する対策は、髪をつねにストレートな状態に保つようにすることです。
◇くせ毛をストレートにするメリット
くせのある髪質をストレートにするメリットは、日々のヘアスタイルを一定に保ちやすくできることです。梅雨時などの湿度が高い季節であっても、髪質にくせがなければうねりなどが生まれる心配は小さくなります。
また、くせがなければ、後から自分好みのヘアスタイルに変えやすくもなります。自分好みのヘアスタイルを仕上げたあとキープしやすくなることも、髪質をストレートにするメリットです。たとえば、髪の分け目の位置、髪の結び目、髪のうねり方など、細かい調整をしなくても自分好みのヘアスタイルにしていくことができます。
■くせ毛をストレートにする方法3選
くせ毛をストレートに変えていく方法はいくつかありますが、代表的なものは以下の3種類です。
◇縮毛矯正やストレートパーマ
縮毛矯正やストレートパーマは、主に美容院などでおこなうものであり、髪質をストレートにする方法としてかなり強力なものです。縮毛矯正もストレートパーマも、たしかに、専用の薬剤を使って髪質をストレートにしていく点は同じですが、縮毛矯正は髪にアイロンで熱を加える工程がある点が違いとなります。
髪に熱をかける分、縮毛矯正のほうがよりまっすぐな髪質を実現してくれます。しかしその分、髪が傷みやすいというデメリットもあります。一方、ストレートパーマは、普通のパーマとやっていることは変わらないため、効果は縮毛矯正ほどではありませんが、髪もその分、傷みにくいといえます。
なお、どちらのやり方を選んだとしても、それは今生えている髪のくせ毛をまっすぐにするだけなので、これから生えてくる髪のくせ毛まではケアすることができません。
◇アイロンを使ってストレートにする方法
また、ヘアアイロンを使って髪質をストレートにする方法もあります。この方法は、自宅用に髪にあてるアイロンを購入しておけば、自分1人でおこなうことができます。
たとえばお風呂上がりなどで、髪にまだ水分が豊富に含まれているときに、髪に熱を加えることで髪質をストレートに近づけるというやり方です。前髪だけ強いくせ毛で気になる、といった人には、こうしたやり方も人気があります。
◇ヘアアイテムを使ってストレートにする方法
また、ほかにも気軽に実施しやすいものとして、トリートメントなどのヘアアイテムによって髪質をストレートに近づけるやり方もあります。トリートメントには洗い流すタイプのものと洗い流さずつけっ放しにするものと二種類あります。トリートメントの種類にあわせて、正しい使い方をしましょう。
■<くせ毛を直したら>おすすめのストレートヘアアレンジ!
髪質を先にストレートにしておけば、後からその髪質を生かしたヘアアレンジができます。
◇自然なたるみを作ってラフな雰囲気に
たとえば、ストレートの髪質は、あまりキッチリしすぎると硬い印象になってしまいがちです。シュッとした印象は、髪に自然な「たるみ」をつけることで和らげることができます。たとえばポニーテールの下をたるませるなどの一工夫で、遊び心も感じられる親しみやすいヘアアレンジになります。
◇髪の分け目、ひねりなどの細かいアレンジも可能に
髪を先にストレートにしておけば、髪の分け目の位置も自由自在に調整ができるようになります。また、髪をちょっとねじったり、ひねりを加えてみることで、思い思いの場所にボリュームをつけることもできます。こうした細かいこだわりをヘアスタイルに取り入れられるようになることは、ストレートの髪質のメリットでしょう。
◇ストレートヘアの1つ結びも、位置を変えてニュアンスの違いを楽しめる
また、長髪にしたうえで1つ結びにするような髪型も、髪質のくせを気にしなくてよくなれば、自由自在に位置を変えてアレンジを楽しむことができます。結び目の位置を少し左右にズラしたうえで、左右の毛を少し外に逃がしてあげると、ラフさのなかに落ち着いた雰囲気も出すことができます。
■まとめ
くせ毛をストレートにする方法は様々ですが、髪質をストレートにした後のヘアアレンジの楽しみ方も様々なものがあります。髪質をストレートにしたとしても、シュッとしたストレートな髪のヘアスタイル以外にも楽しむことはできます。
たるみを作ったり、ねじりを加えたりと、髪質をストレートにした後は遊び心をもって様々にヘアアレンジをおこなえます。もともとの髪質にとらわれない、自由なヘアアレンジを楽しめるようになるということが、サラサラなストレートの一番のメリットともいえるかもしれません。