シャンプーを選ぶときは、髪の悩みや頭皮の肌質など、ケアしたいことを基準に選ぶことがポイントです。しかし、髪の傷みやボリューム不足、フケやかゆみといった悩みは、地肌ケアでクリアできることをご存じでしょうか?
この記事では、髪と頭皮の悩みとシャンプーの種類、地肌ケアができるシャンプーの選び方について解説します。最後に地肌ケアにおすすめのシャンプーとして、編集部おすすめのkurokamiスカルプをご紹介。さまざまな髪の悩みをシャンプーでケアしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
この記事の監修者:宇井 千穂 院長(やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原)
元準ミス日本。全日空客室乗務員を経て、皮膚科医としてアトピー性皮膚炎を中心とした皮膚疾患を診療。本や雑誌の執筆をはじめ、web雑誌での連載やサプリメント・化粧品の監修などでも、多方面に活躍の場を広げている。女医+(じょいぷらす)所属。
INDEX
■シャンプーの選び方は人によって異なる!
髪や頭皮の悩みが人それぞれで異なるのは、シャンプーの選び方でも同じです。そこで、よくある頭皮と髪の悩みと、市販のシャンプーがどの悩みに特化しているのかをご紹介します。
◇よくある頭皮の悩み
よくある頭皮と髪の悩みは、以下のものが挙げられます。
髪がくせ毛でまとまりが悪い
ハリとコシがなく、全体的にボリュームが足りない
カラーリングやパーマで髪が傷んでいる
敏感肌でシャンプーによっては刺激が強い
フケやかゆみを抑えたい
頭皮と髪が皮脂でベタつく
このような頭皮と髪の悩みは、頭皮環境が悪かったり頭皮が固かったりと、その原因に「頭皮」が大きく関係しているのです。
◇シャンプーの種類・分類
市販されているシャンプーは、以下の種類に分類できます。それぞれに特徴が異なるので、シャンプーを選ぶときにチェックしましょう。
高級アルコール系
高級アルコール系シャンプーは、ドラッグストアなどで市販されている一般的なシャンプーに該当します。高級アルコールとは高価という意味ではなく、アルコール中の分子構造で炭素の数が多いことを指します。代表的な成分名は、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス塩酸アンモニウムなどが挙げられます。
高級アルコール系の特徴は、泡立ちがよく洗浄力が高いこと、価格が安いことです。汚れや皮脂がきれいに落ちるため、皮脂が多い方や、さっぱりした洗いあがりが好みの方に適しています。しかし、洗浄力が高いので必要な皮脂まで落ちてしまう、刺激が強く頭皮が乾燥しやすいというデメリットもあります。
アミノ酸系
アミノ酸系シャンプーは、洗浄成分にアミノ酸系の成分が使われているタイプです。代表的な成分は、ココイルグリシンK、ココイルグルタミン酸、グルタミン酸TEA、ラウロイルグルタミン酸などです。
高級アルコール系よりも低刺激なので、頭皮の乾燥や敏感肌の方に向いています。洗浄力はあまり高くありませんが、低刺激なので複数回洗っても頭皮が傷みにくいという特徴があります。
石けん系
石けん系シャンプーは文字通り、石けんの成分で(石けん素地、脂肪酸カリウムなど)作られたシャンプーのことです。
毛穴の皮脂まで落とす洗浄力の高さと、天然成分で頭皮にやさしいというメリットがあります。しかし、皮脂を落としすぎる、髪がキシキシしやすい、石けん成分が残りやすいというデメリットがあります。天然素材にこだわる自然派の方や、頭皮が強い方や、皮脂が多い方に適しています。
■【頭皮の悩み別】地肌ケアのできるヘアケアシャンプーとは?
頭皮からくる悩みをクリアにする方法は、地肌ケアをして頭皮環境を健やかに保つことです。そこで、地肌ケアができるヘアケアシャンプーの特徴についてご紹介します。
◇乾燥肌でお悩みなら保湿成分を
お肌が乾燥するのと同じように、頭皮が乾燥すると次のようなトラブルが起こります。
バリア機能の低下により、シャンプーや紫外線の刺激でかゆみや炎症が起こる
ターンオーバーが乱れ、古い角質が溜まってフケになる
頭皮環境の悪化により、髪に栄養が送られずハリ、ツヤ、コシが低下する
このような悩みがある方は、保湿成分を配合したシャンプーで頭皮の乾燥を防ぎましょう。シャンプーで使われる保湿成分は、グリセリン・アルギニン・ホホバオイル・アルガンオイル・ツバキオイルなどが代表的です。
◇髪にハリ・コシが欲しいなら髪に栄養補給を
髪のハリとコシを取り戻すには、髪に栄養をたっぷり補給することが大切です。
髪のハリとコシがなくなる原因は、頭皮環境の悪化で栄養が送られない、老化による髪の密度の低下、女性ホルモンの減少による髪の老化など、複数の要素が関係しています。
髪のハリとコシに必要なのは、主成分のタンパク質と水分です。タンパク質を補給するために、ダメージヘア用のシャンプーやトリートメントを使い、髪にたっぷり栄養を与えましょう。また、ドライヤーとヘアアイロンを正しく使うこと、ブローの前に洗い流さないトリートメントを使うことで、髪の水分が蒸発するのをケアできます。
◇においが気になるなら皮脂の酸化防止を
頭皮や髪からにおう嫌なにおいは、過剰に分泌された皮脂が酸化することで起こります。また、古い角質であるフケをエサにして雑菌が繁殖することも、頭皮のにおいにつながります。
頭皮のにおいに悩んでいる方は、酸化した皮脂や、毛穴の奥の皮脂や汚れをしっかり落とせるシャンプーを使いましょう。たとえば、汚れ落ちに特化したクレンジングシャンプーや、洗浄力がありながら、保湿効果も兼ね備えているシャンプーがおすすめです。
■《編集部おすすめ》地肌ケアのシャンプーなら「kurokamiスカルプ」
頭皮や髪の悩みをクリアにするには、地肌をケアすることが大切です。しかし、同じ効果のシャンプーがたくさんあったり、複数の悩みが重なっていたりと、シャンプー選びが難しい場合もあるでしょう。そこで、1本でトータルの地肌ケアができる、編集部おすすめのヘアケアシャンプー「kurokamiスカルプ」をご紹介します。
kurokamiスカルプは、100%天然由来の素材で作られているシャンプーです。リンスが不要なうえに、6つのケアを1本ですべてカバーできるのが大きな特徴です。
保湿ケア
ハリ・コシ・ボリュームケア
皮脂ケア
フケ・かゆみ・においケア
ダメージ補修
紫外線ケア
保湿ケアは、沖縄県産のハイビスカスエキス(※1)、真珠(※2)、シルク(※3)の成分をたっぷり配合。シャンプーの泡で3分置く泡パックは、髪も頭皮も一緒にうるおうのでおすすめです。また、ヤシ由来の洗浄成分(※4)で頭皮の汚れを落としながら、髪のもとになるアミノ酸でうるおいもキープできます。
ハリとコシを与える成分では、キャピキシル(※5)やリンゴ果実培養細胞エキス、ソメイヨシノ葉エキスなどの美容成分を配合。髪の根本からじっくりケアすることで、ハリとコシがあり、ボリュームのある髪に近付けます。
皮脂ケア成分のマテチャ葉発酵液(※6)は、皮脂や頭皮のにおい、フケの原因となる皮脂へアプローチしてくれます。マテチャ葉発酵液は汗をかいてもにおいが発生しないので、においが気になる夏場でもおすすめです。
このように、kurokamiスカルプは地肌のトータルケアが可能です。さまざまな頭皮と髪の悩み別に対応できる、kurokamiスカルプをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
(※1)ハイビスカスエキス・・・ブッソウゲ葉エキス(保湿成分)
(※2)真珠・・・加水分解コンキオリン(保湿成分)
(※3)シルク・・・加水分解シルク(保湿成分)
(※4)ヤシ由来の洗浄成分・・・ココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルアラニンNa、ココイルグリシンK、コカミドDEA
(※5)キャピキシル・・・アセチルテトラペプチド-3(髪にはり・こしを与える)、アカツメクサ花エキス(髪をすこやかに保つ)
(※6)マテチャ葉発酵液・・・乳酸桿菌/マテチャ葉発酵液(整肌成分)
■まとめ
頭皮と髪のあらゆる悩みは、シャンプーによる地肌ケアが効果的です。頭皮の乾燥はさまざまなトラブルの原因になるので、保湿成分を配合したシャンプーを使いましょう。そして、ハリとコシには髪への栄養補給、においの悩みは皮脂の酸化を防ぐことがポイントです。
悩み別のシャンプーを選ぶのが難しい場合は、1本で地肌をトータルケアできる、kurokamiスカルプが編集部のおすすめ。100%天然由来であらゆるタイプの方が使えるので、毎日の地肌ケアにぜひ取り入れてみてください。
kurokamiスカルプについてもっと詳しく知りたい方は、以下のリンクをご覧ください。
https://www.haru-shop.jp/item/10390101_R