美肌と食事が深く関係しているのは有名な話ですよね!
ですが、具体的にどういった食材や成分を摂取すればいいのか。何に気をつければいいのか理解している人は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、美肌のために必要な毎日の食事に取り入れたい3つの要素と、できれば避けたい食事についてご紹介します。
一見難しそうにも感じますが、実際はとっても簡単なので、さっそく今日から取り入れてみてくださいね!
INDEX
■ビタミン豊富な食べ物は美肌に効果的!?
ここでは、具体的にどんな栄養素が効果的なのかを見てきましょう。ビタミンCが美肌に効果的だということは広く知られていますが、その他のビタミンやたんぱく質も美肌には欠かせない栄養素だということをご存知でしょうか?
◇ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康的な状態に保つ働きがあり、肌本来が持つ基礎体力を上げるためにも必要不可欠だといわれています。
そんなビタミンAを豊富に含む食材は「ほうれん草」。
特に旬となる冬はより美味しくなるほか、栄養価がアップするのでおすすめです。
◇ビタミンC
ビタミンCは、シミやそばかすの原因とされているメラニン色素の生成を抑える働きがあります。
そのため、美肌には欠かせない成分といわれているんですね。
そんなビタミンCを豊富に含んでいるのは「パプリカ」!
パプリカは野菜の中でもビタミンCの量がダントツで多く、加熱しても分解されないのが大きな魅力です。
また、肌に弾力を与えるコラーゲンの生成にも効果的といわれているので、積極的に摂取したい栄養素といえます。
ビタミンB群には、あらゆる種類の補酵素となる働きがあり、生命活動に深く関係しているのが特徴です。
ビタミンB群の中でも特に効果的なのが、皮膚炎を治す「ビオチン」、肌のターンオーバーを促す「葉酸」、そして皮膚や粘膜を健康的な状態に保ってくれる「ビタミンB6」の3つになります。ビオチンを豊富に含んだ食材としては、酵母やキノコ類、ナッツ類に多く含まれています。お肌の味方でもある葉酸は、鶏レバーやほうれん草、ブロッコリーなどに含まれています。なお、葉酸は水溶性でお湯などに成分が溶け出してしまうので、茹で時間を短くするなどの工夫が必要です。最後のビタミンB6はマグロやカツオなどの魚類やレバーなどに含まれています。
◇たんぱく質
私たちの肌はたんぱく質によって形成されているため、全ての人に必要不可欠となる栄養素であり、もちろん美肌にも効果的な成分です。
そんなたんぱく質が豊富な食材は「豆類」。
高たんぱくにもかかわらず低カロリーなので、ダイエット中も安心して食べられます!
豆自体を毎日摂取することが難しい場合は、豆乳だと気軽に摂取できますよ。
■美肌になるための食事の習慣
美肌になるためには、効果的な栄養素をただ取り入れるだけでは意味がありません。
効果的な栄養素を積極的に摂取するとともに、食事の習慣も見直しが必要です。
◇食べ方の順番
食後に血糖値が上がると糖化が促進され、細胞が老化しやすくなってしまいます。
そのため、食事の際は食物繊維を多く含む野菜などを最初に食べ、それから主食を食べるようにします。
これにより糖質の吸収がゆるやかになり、糖化を抑えることが可能です。
◇朝食は必ず食べる
朝は何かと忙しい時間帯なので、「朝食は食べない」という人も少なくありません。
ですが、朝食を食べないと身体の代謝が上がらず、冷えや乾燥の原因になる可能性があります。
また、朝食を抜くと昼食以降の血糖値が上がりやすくなり、糖化を促してしまいますので、必ず食べるようにしましょう。
◇満腹にしない
これは、いわゆる「腹八分目」ということです。
満腹になるまで食べてしまうと腸内環境が悪化し、体内に老廃物が溜まりやすくなります。
また、食べたものを分解するため大量の酵素が使われてしまうので、美容には逆効果です。
■美肌に効果があるといわれているスーパーフード
近年では美肌効果があるとされるスーパーフードも人気がありますよね!
スーパーフードは栄養価が高く、不足しがちな栄養素もしっかり補えるので、興味がある人はぜひ取り入れてみましょう。
◇身近にあるスーパーフード
私たちの身近にあるスーパーフードといえば、高い抗酸化作用を持つ「トマト」。
赤い色素成分となるリコピンには強力な抗酸化力があるので、毎日取り入れたい食材です。
ほかにも、ビタミンEの約1000倍の抗酸化力があるといわれる「鮭」や、メラニン生成を抑えるエラグ酸が豊富な「ベリー系」、腸内環境を整える「ヨーグルト」、「漬物」などが挙げられます。
◇注目度が高いスーパーフード
また、モデルやセレブが愛用する注目度の高いスーパーフードもたくさんあります。
<注目度の高いスーパーフード>
- マキベリー
- クコの実
- アサイー
- ローカカオ・ローチョコレート
- スピルリナ
- ヘンプシード
- チアシード
- キヌア
- タイガーナッツ
- モリンガなど
これらの中でも特におすすめなのが「マキベリー」です。
マキベリーは甘酸っぱい味が特徴的で、アサイーよりも高い抗酸化効果があります。
また、杏仁豆腐や中華料理の食材として使われるクコの実も血流を促進する効果があり、古代から美容食品として食されているスーパーフードです。
ただし、妊娠中の場合は必ず医師に相談してから食べるようにしましょう。
■まとめ
美肌を目指すために高級な化粧品を使ったり、エステに通ったりする人も多いですが、毎日の食事を見直すだけでも十分美肌は目指せます。
美肌に効果的な栄養素を積極的に取り入れるとともに、食事の食べ方に気をつければ、徐々に効果を実感できるでしょう。
また、スーパーフードも非常に効果的なので、ぜひ少しずつ取り入れてみてくださいね!