美肌をつくるためには、まず生活習慣を見直すことが大切です。
もちろん、高級なスキンケア商品を使ったり、エステに通ったりすればそれなりの効果は得られます。ですが、それらを続けていくのって大変ですよね!
そこで今回は、美肌になるためにおこなうべき生活習慣を3種類紹介します。
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■美肌のために日焼け止めは習慣的に塗りましょう
日焼けをすると肌の深層部でメラニンが生成されるため、シミやそばかすができやすくなります。紫外線は美肌の天敵!
また、強い紫外線を浴びた場合はDNAが破壊され、ひどい場合は皮膚がんになる可能性もあるのです。つまり、百害あって一利なし。
そのため、日差しが強い夏だけ対策するのではなく、通年を通して日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
◇正しい日焼け止めの塗り方
しっかりと日焼け止めを塗ったつもりでも、塗り方が間違っていれば日焼けをしてしまう可能性は高くなります。
そのため、正しい塗り方というのを今一度確認してみましょう。
<日焼け止めの正しい塗り方>
- 日焼け止めは手に出すのでなく直接肌に線状になるように出す
- 手のひら全体で広げ、円を描くように肌になじませる
少しずつつけ足して塗る人も多いですが、これはまだら日焼けの原因に繋がるのでNGです!
また、一度に大量の日焼け止めを塗るのも逆効果なので、適量を正しく塗ってくださいね。
◇もし日焼けをしてしまったら…
万が一「日焼けをしてしまった!」と思ったら、できるだけ早い段階でクールダウンをするように心がけましょう。
日焼け後の肌は軽いやけど状態になっているため、水や氷でしっかりと冷やし、炎症を鎮静化させましょう。
また、火照った肌はとても敏感で乾燥しやすくなっているので、化粧水やクリームを使って十分に保湿してください。
その際は、保湿成分や抗炎症成分の入った低刺激化粧水を使うのがおすすめですよ!
■食習慣を見直して美肌へ!
美肌は、外側のケアだけでなく内側からのケアも重要です。
そのため、食習慣を見直すだけでも大きな効果があると言われています。
また、美肌に効果的な栄養素を積極的に取り入れるのも効果的ですよ!
◇ビタミンA・C・E・D、ポリフェノール
これらの栄養素は、メラニンの生成を抑えたり細胞の老化を防いだりする働きがあります。
特に夏場は緑茶がおすすめ。緑茶はアンチエイジングドリンクとして海外でも注目されていて、ポリフェノールの一つでもあるカテキンが紫外線によるダメージを軽減してくれるんです。
また、ドライフルーツにもビタミンが凝縮されているため、好きなドライフルーツを緑茶に加え、フレーバーティーにするのもおすすめです!
◇ヘム鉄
ヘム鉄はビタミンCと同じくらい重要な栄養素で、シミの原因となる活性酸素を撃退する役割があります。ヘム鉄が豊富に含まれているものには肉やレバーがあります。
ほうれん草やプルーンなども鉄分が多いのですが、これらは非ヘム鉄なので肉やレバーなどとは吸収量がかなり違ってきます。
◇タンパク質
また、美肌になるためにはタンパク質を忘れてはいけません。
タンパク質は新しい肌をつくるのに必要不可欠な栄養素で、不足するとターンオーバーが乱れたり、古い角質が溜まりやすくなったりします。
タンパク質が豊富な食材は、赤身のお肉やたまご、豆類です。
お肉に関しては、赤ければ赤いほど栄養が凝縮されていると言われています!
■規則正しく質の高い睡眠は美肌に必須!
何かと忙しい現代では睡眠不足の人も多いですが、美肌を目指すのであれば睡眠も重視しなければなりません。
◇質の高い睡眠がもたらす肌への影響
私たちの睡眠には「深い」「浅い」といった波があるのですが、最初に挙げた深い睡眠では成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンには、タンパク質を合成し修復・回復させる働きがあるため「天然の美容液」とも呼ばれているんです。
しかし、質の良い睡眠がとれないと成長ホルモンの量が減少し、美肌効果が十分に得られなくなってしまうんです。
◇質の高い睡眠をとるには
成長ホルモンの効果を十分に得るためには、最初の3時間で熟睡することが重要です。
本来であれば、ベッドに入って10分くらいで眠りにつくというのが理想的なのですが、なかなか難しいという場合は、寝る前に手足を温めるようにします。
特に冬場は体が冷えやすいので、「首」「手首」「足首」の3首を温めると気持ちよく眠りにつくことができるでしょう。
■まとめ
美肌になるには、紫外線対策・食事・睡眠の3つを改善することが大切です。
そして、これらはちょっと工夫するだけで簡単に改善ができるので、面倒くさがり屋さんでも大丈夫!また、お金がかからないというのも嬉しいポイントですよね。
高級なスキンケア商品を使うことも良いですが、外側ばかりケアしてもあまり意味がありません。体の中から美肌になるイメージで、ぜひ今日から実践してみましょう!