お風呂は1日の疲れを取り、ストレスから解放される大切な場所。それに思う存分髪やお肌のお手入れができる美容基地でもあります。お風呂の収納を機能的にして使い勝手をよくすれば、快適なバスタイムに繋がります。
今回は、お風呂の収納はどこに気をつけるのがポイントなのかをお伝えします。
具体的な収納の進め方、気分が上がる収納アイテムも紹介します!
あなたのお風呂場を、使い勝手のいい居心地抜群の空間に変身させてしまいましょう。
■お風呂場の収納で気をつけるべきポイント
お風呂は家族の人数分だけモノが増えがちです。
玄関や居間、トイレと違って普段は来客の目を気にする必要もないので、気もゆるみがちな場所ですよね。
しかし、お風呂は疲れを取ったり、リラックスしたりする大切な空間ですから、できるだけ快適な状態をキープしておきたいものです。そのための収納ポイントをお伝えします。
◇モノを減らす
空のボトルなど置きっぱなしになっているものはないですか?快適な収納をつくる前には、準備が必要です。まず収納するアイテムの整理から始めましょう。
◇「かける」「吊るす」を活用
お風呂にあるシャンプー類の容器の底は、どんなに気をつけていてもすぐに「ヌルッ」とした状態になります。季節によってはあっという間に黒ずんだり……。
この解決法はズバリ、かけたり吊るしたりしてしまうことです。ラックの活用もいいでしょう。
ポイントはすべてのアイテムを、「そのままでも水が切れる状態」にしておくということです。直置きしなければ汚れを最小限にできるので、お掃除もとても楽チンになります。
◇モノが少なく掃除しやすい環境でキレイをキープ
モノが少なければ整理は簡単になります。「かける」「吊るす」収納を徹底すれば、お掃除もすぐに済ませることができます。整理されて掃除も行き届いたお風呂は、スペースの余裕もできより快適空間に。きっとバスタイムが今以上に楽しくなりますよ!
■お風呂収納を進めてみよう!
では、お風呂収納の具体的な進め方を説明します。
◇まず全アイテムの整理
シャンプー・リンス・コンディショナー・洗顔料・ボディソープに泡だてネットやボディブラシと、お風呂場は案外アイテム数が多いものです。
これ以外にも、お掃除用の洗剤や道具もあります。そして椅子や桶、お子様がいればオモチャも加わります。お年頃の家族がいると、自分専用のシャンプー・洗顔料などもあったりして、アイテムは増えるばかりです。そこでまずすることは共用して使えるモノは、できるだけ共用することです。
使っていないアイテムや、しばらく使わないようなアイテムは思い切って撤去しましょう。
◇使用頻度の低いモノや個人で使用しているアイテムはお風呂の外へ
たまにしか使わないけれど捨てるわけにはいかないモノや、家族の一人だけが使っているボディソープなどは、まとめて浴室外に移動してしまいましょう。
カゴなどにまとめておくと、そのままお風呂に持ち込めるので不便さはありません。
◇アイテム数が減ればラックに収納できる
アイテム数を減らしたら、タオルバーにかけたりできるコンパクトなラックに収納可能になります。浴室の空間が余裕のある快適スペースになります。
◇水気が切れるように収納する
全アイテム、床などに直接置くことはせず、ラック収納を含め、「かける」「吊るす」を徹底します。ヌメリ・カビが発生しにくく、掃除がとてもラクになります。
◇ラック選びのコツ
お風呂のスペースを占領してしまわないサイズが最適です。
タイプ別の特徴をお伝えします。
・タワー型
何段かで構成されたタワー型ラックであれば、収納力抜群です。
愛用のシャンプー類のボトルが収納できるかどうか、そして収納したままポンプが押せるか購入前の確認をしましょう。
・シャワーフック型
スペースに限りがあるユニットタイプのお風呂なら、シャワーのフックに引っ掛けるタイプのシャワーラックが良いでしょう。
伸縮機能付き、シャワーヘッド置き付きなどタイプも豊富です。
■【スッキリ収納】おしゃれなお風呂収納アイテムを紹介!
アイテムを選ぶとき、素材・色を統一するだけでおしゃれ度がグンと上がります。お風呂をスッキリ収納させるアイテムを紹介します。
お買い物の際にはこのことを抑えておきましょう。
◇シャンプー・リンスは気分の上がるボトルに
詰め替えボトルの陶器は質感もあってお風呂の雰囲気がグンと良くなります。
また中身が変わってもボトルはそのままなので、収納方法は変わりません。またはリンスやコンディショナーが必要ない、オールインワンタイプのシャンプーもお風呂場がスッキリするのでおすすめです。
◇トレーでドラマの主人公気分
バスタブに渡してかけるトレータイプの収納は、ちょっと外国映画の主人公の気分になれるかもしれません。
飲み物や本、スマホを置いてのんびり優雅なバスタイムを楽しめます。
使わないときはバスタブから外しておけるので、邪魔になりません。
◇バーや突っ張り棒にはS字フック
ラック収納のスペースがない場合は、既存のタオルバーを利用したり、突っ張り棒を活用しましょう。ここに直接モノをかけることで、スペースの有効活用ができます。直接かけることができない場合、S字フックを利用すれば、ほとんどのモノが「吊るす」か「かける」収納になります。
一口に S字フックと言っても、大きさ・素材はさまざま。こだわって選べばステキな雰囲気になります。
◇マグネット活用もあり
一般的なユニットバスの壁は化粧銅板になっておりマグネットを付けることができます。磁石を近づけて引っ張られるのなら、マグネット式の収納グッズも使えます。こちらも素材・デザインをバスルーム全体の雰囲気に合わせて選びましょう。
■まとめ
ゴチャゴチャしているお風呂は、収納を見直すだけでグンとキレイになります。
まずはアイテムを整理し、直接床などにモノを置かないことを徹底してヌメリ・カビの発生を予防しましょう。
「置いておくだけで水が切れる」状態をキープすれば、掃除も簡単になります。収納グッズは掃除のことも考えて選ぶのがコツです。
スッキリしていつも掃除が行き届いたお風呂はとても快適。毎日のバスタイムがますます楽しくなるに違いありません。