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お風呂で腰痛が緩和する?入浴していいケースとダメなケース

お風呂で腰痛が緩和する?入浴していいケースとダメなケース

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腰が痛くなった際、お風呂で温めて痛みを和らげようとする方も多いはず。冷えからくる腰痛はお風呂に入って良くなる一方で、腰痛の中にはかえって身体を温めると逆効果になるものもあります。
この記事では、冷えが腰痛の原因になる理由、温めると痛くなる腰痛、腰痛を緩和できるお風呂の入り方について紹介します。冬の腰痛に悩む方や、温めても症状が変わらない腰痛がある方は、ぜひチェックしてみてください。

 

この記事の監修者:田嶋 美裕 先生

循環器内科医。狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈などの循環器疾患のほか、高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病全般の治療に携わる。女医+(じょいぷらす)所属。

■身体の「冷え」が原因で腰痛が起きることがある!

冬になると、「毎年この時期に腰が痛くなる…」という方も多いはず。身体が冷えて腰痛が起こるのは、寒さで筋肉が緊張して背骨の中にある神経が圧迫されること、血行が滞ることが主な要因です

人間の身体は寒さから体温を保つため、自律神経によって筋肉や血管を収縮させる働きがあります。つまり、人間の身体の仕組みが、冷えによる腰痛を引き起こす要因となるのです。

また、筋肉の緊張で神経が圧迫されると、痛みだけでなく、脚のしびれや脱力といった症状が起こります。放置すると神経が傷んでしまい、治療をしても治りにくくなるので注意が必要です。

血行が悪くなると、血流によって身体を温める機能が働かなくなります。加えて、疲労物質が血液と一緒に流れずに筋肉にとどまるため、冷えによる腰痛や腰のだるさにつながります。

つまり、冷えによる腰痛は、筋肉の緊張をほぐすこと、滞った血流を促進させることが症状の緩和に必要。お湯で身体を温めると血行が良くなる温熱効果、お湯による浮力で筋肉の緊張がゆるむ効果、水圧により滞った血液を心臓に戻す静水圧効果など、お風呂は冷えによる腰痛にいい効果がたくさんつまっているのです。

また、ストレスや不安があると筋肉が緊張して血行が悪くなることから、心因性の腰痛が起こるケースもありますお風呂に入ると副交感神経が優位になり、リラックス効果が得られるので、心因性の腰痛の緩和も期待できます

■温めると痛みが増す腰痛には注意!

冷えによる腰痛はお風呂で症状が緩和されますが、患部が炎症するぎっくり腰は温めると痛みが増してしまいます

ぎっくり腰の痛みを起こす炎症物質は、温めると範囲が広がり、かえって痛みが増すのです。もしもお風呂に入って少しでも痛みが悪化するようであれば、お風呂からすみやかに出ることが大切です

また、ぎっくり腰は冷えのような慢性的な痛みとは異なり、強い痛みを伴うのが特徴です。ぎっくり腰は安静にすることが重要なので、お風呂には入らず、患部を保冷剤などで冷やして痛みを緩和させるといいでしょう

さらに、ヘルニアや坐骨神経痛などは、お風呂に入っても症状が変わらないのが特徴。骨や神経の圧迫が原因なので、お風呂に入って筋肉をやわらかくしても、血行が良くなっても神経に作用しないのです。
ヘルニアは症状によってお風呂に入れるかどうかが異なるので、医師の指示に従いましょう。

■腰痛を緩和させるお風呂の入り方を解説!

炎症が原因ではない慢性的な腰痛は、積極的にお風呂に入って痛みを和らげるのがおすすめ。ただし、ただお湯に浸かるだけでなく、お風呂の入り方を工夫することで効果がアップするのです。
冷えなどの腰痛に悩む方は、次の方法でお風呂に入りましょう。

1.まずはシャワーで身体を温める

いきなりお湯に入るのではなく、まずはシャワーで冷えた身体を温めることがポイント。シャワーの温度は、ぬるめから徐々に上げていくとより効果的です

2.少しぬるめの湯船にゆっくり浸かる

38~40度くらいのお湯に、20~30分くらいじっくり浸かりましょう。お湯の量は浴槽の半分くらいが目安ですが、腰痛が重い方はお湯の量を増やして温度を低くすると効果的です

3.無理のない程度にストレッチ

身体がある程度温まったら、浴槽のふちをつかんで、身体をひねったり反らしたりして軽くストレッチしましょう。痛みのない範囲でおこなうこと、痛みが出たらすぐに中止することが大切です。

4.お風呂上りは身体を冷やさないように

最後にお湯の温度を40~42度くらいに上げ、身体をしっかり温めてからお風呂を出ます。湯冷めしないために、すぐに身体を拭いて服を着ることを心がけましょう。

■まとめ

寒くなると腰痛が起こるのは、筋肉の緊張によって神経が圧迫されること、血行が悪くなって疲労物質の流れが悪くなることなどが原因です。それらの原因をクリアできるのは、血管が拡張して血行が良くなり、浮力で筋肉の緊張がほぐれるお風呂が最適な環境です

また、お風呂に入ると副交感神経が優位になってリラックス効果が得られるため、ストレスからくる血行不良が原因の腰痛にも効果的。お風呂で身体を温めて腰痛を緩和するには、ぬるめのお湯にじっくり浸かること、軽いストレッチなど、入り方を少し変えてみましょう。

ただし、お風呂に入っても痛みが緩和しない場合、ぎっくり腰やヘルニアなどの可能性も。ぎっくり腰の炎症成分は温めると広がってしまうため、湿布などで患部を冷やすことが重要です。ヘルニアは筋肉や血行が原因ではないので、お風呂に入っても症状があまり変化しないようです。ヘルニアの可能性が考えられる方は、お風呂に入るかどうか含め、医師の指示に従いましょう。

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