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ほうれい線対策が自宅で簡単に!手軽にできるほうれい線 ケア3選

ほうれい線対策が自宅で簡単に!手軽にできるほうれい線 ケア3選

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見た目年齢を大きく左右するほうれい線だからこそ、できるだけ目立たないようにしたいもの。ほうれい線が少し目立つだけで、一気に老けた印象になり、メイクで隠すのも大変です。

 

目立つほうれい線を年齢のせいにして、あきらめていませんか?

ほうれい線を放置しておくと、どんどん深くなっていくかもしれません。

 

そこで、ほうれい線に悩む女性に向けて、3つの対策をご紹介します。

 

この記事の監修者:宇井 千穂 院長(やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原)

元準ミス日本。全日空客室乗務員を経て、皮膚科医としてアトピー性皮膚炎を中心とした皮膚疾患を診療。本や雑誌の執筆をはじめ、web雑誌での連載やサプリメント・化粧品の監修などでも、多方面に活躍の場を広げている。女医+(じょいぷらす)所属。

 

■そもそも「ほうれい線」はなぜできるの?

実は、ほうれい線はシワではなく、頬の構造上でできてしまう境界線です。

子供から大人まで、どんな人にでも絶対にほうれい線はあるのですが、目立つ・目立たないで印象が全然違います

 

ほうれい線が目立って見えてしまうのは、何らかの原因により深く刻まれている状態だからです。本格的に深く刻まれてしまう前に原因を押さえて、ほうれい線ケアを始めていきましょう!

それでは、ほうれい線を目立たせる主な原因3つをご紹介します。

 

◇皮膚のハリ・弾力の低下

皮膚には表皮と真皮、皮下組織の3つの層があり、このうちの真皮層にコラーゲンやエラスチンが網目状に張り巡らされていることで、肌の弾力をキープしています。

 

ですが、紫外線や加齢の影響によってコラーゲンやエラスチンが減少すると、肌の弾力やハリをキープするのが難しくなり、頬がたるんでほうれい線が目立つようになるのです。

 

◇表情筋の衰え

年齢を重ねることで、あらゆる場所の筋肉が衰えてきますよね。

顔にも表情筋という筋肉があり、表情を作ったり、話したりするときに使っていますが、これもほかの筋肉と同じように加齢によって衰えます。

 

表情筋が衰えると、頬の筋力が低下して脂肪が下がるので、ほうれい線が目立ちやすい状態に。表情筋のなかでもほうれい線と関わりが深いのが、口の周りに位置する「口輪筋」で、食事や会話をするときによく使う筋肉です。

加齢以外にも、無意識のうちにくせになっている表情で口輪筋が硬くなり、ほうれい線が目立ちやすくなっているケースもあります。

 

◇脂肪組織の劣化

ダイエットなどの影響で太ったり、痩せたりを繰り返していると、脂肪組織の構造が劣化してしまい、ほうれい線が目立ちやすくなります。

 

 

■ほうれい線ケアその1.口輪筋を動かす


ほうれい線ケアのひとつとして、口輪筋を動かす運動がおすすめ口輪筋は、口の開閉やくちびるをとがらせるときなどに使う筋肉で、ほうれい線と深くかかわっています。

 

長年の表情のくせで口輪筋が硬くなっていたりすると、ほうれい線を目立たせる原因になることもあります。たとえば、いつも笑顔の人は口角を上げて過ごすことが多いので、くちびるを突き出すような表情をすると口輪筋の運動になりますよ!

 

ここで、家でもすぐに実践できる口輪筋運動のやり方をご紹介します。

 

1.口を軽く閉じた状態で舌先をくちびると歯ぐきの間に入れて、左回り、右回りの順に1回ずつまわします。

 

2.舌を元の位置に戻してから、上下の奥歯を噛み合わせた状態で、左右に口をしっかり広げて「い」の形にします。そのまま3秒間キープ。

 

3.くちびるを前に突き出して「う」の形に。そのままの状態で3秒間キープします。

 

4.口をできるだけ大きく開けて「あ」の形でキープします。

 

この1~4を3セットほど繰り返しましょう。また、リラックスタイムお風呂あがりの時間などに、毎日行うのがおすすめです!

 

 

■ほうれい線ケアその2.顔のリンパを流す

むくみやたるみの予防策にもなるマッサージは、ほうれい線ケアにも効果的!リンパケアで血行がよくなると、衰えた表情筋のサポート力が上がり、ハリの維持に役立ちます。

マッサージは、入浴中や入浴後などの体が温まっているときに行うのがおすすめです。また、マッサージをするときは、摩擦で肌にダメージを与えないようにオイルやクリームを使うようにしましょう。

 

ここでは、ほうれい線ケアに効果的なマッサージ方法を、2つご紹介します。

 

◇ほうれい線ケアマッサージその1

 

1.こめかみのくぼんだところに手のひらを押しあてながら、円を描くように内側から外側に数回まわします。

 

2.頬の骨の下にあるくぼみに、人差し指と中指、薬指を押し込むようにしてから、上に持ちあげてほぐしていきます。

 

3.エラ部分も意外とこっているので、つまみながらほぐしていきます。

 

4.曲げた人差し指と親指であごを挟んで、あごの先から耳の下あたりまで、つまみながらほぐしていきましょう。

 

5.手のひらを両頬にあてて、あごからこめかみへともむようにしながらマッサージしていきます。

 

◇ほうれい線ケアマッサージその2

 

1.老廃物の出口といわれるリンパ節がある脇の下をもみほぐしてから、重要なリンパ節がある鎖骨の上部分をもみほぐします。

 

2.老廃物が流れる耳の後ろのくぼみから首に向かって、しっかりともみほぐします。

 

3.指をすべらせるようにして、ほうれい線からこめかみに向かって、4~5回ほど軽く流していきます。

 

4.こめかみ→耳の後ろ→鎖骨の上という順番で、軽くさするようにして老廃物を流していきます。

 

この2つのマッサージはどちらも簡単にできますので、1日1回ずつでも継続していけるといいですね!

 

 

■ほうれい線ケアその3.保湿効果が高いスキンケア商品を使う

最初にお伝えしたように、ほうれい線が目立つようになる主な原因は、加齢などで頬がたるんでしまうこと。年齢などの影響で減ってしまったコラーゲンやエラスチンを増やすためには、外からも補っていきましょう!

 

コラーゲンなどが配合された高保湿のスキンケア化粧品などもあります。毎日の化粧水や美容液などで取り入れながら、少しずつ頬のたるみを改善していけるといいですね。

 

 

■まとめ

ほうれい線を放置しておくとどんどん深くなっていくかもしれないので、本格的なシワになる前に、自宅で簡単にできるほうれい線ケアで対策するのがおすすめです。手軽にできるほうれい線ケアは、口輪筋を動かしたりリンパを流したりする手軽な運動マッサージ、または保湿ケアなど。

こういったものを少しずつ日常に取り入れて、いつまでも若々しい印象を保っていけるとすてきですね!

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