ふと鏡を見た際、目元がたるんでいてショックを受けたことはありませんか?
目元は人からよく見られる部分でもあるため、できるだけ美しく保ちたいですよね。
正しいケアをすれば、ぱっちりとした目に近づくこともできるので、あきらめる必要はありません!
今回は目元のたるみで悩む女性のために、効果的なエクササイズやケア方法をご紹介します。
INDEX
■目元のたるみが起こる原因とは?
目元がたるんでしまう原因は大きく2つあります。
しっかりと原因を把握することで対策に繋げましょう!
◇原因1:目元の筋肉の衰え
目元がたるむ原因の1つ目は、目元の筋肉の衰えです。
目の周りには眼輪筋(がんりんきん)という筋肉があり、眼球を支えている脂肪が前に出てこないよう押し止める役割をしています。
しかし、眼輪筋が衰えてしまうと押さえていた脂肪が前に出てきてしまうため、たるみが発生するのです。
<眼輪筋が衰える主な理由>
■加齢によるもの
■眼輪筋をあまり使っていない
<ケア方法>
眼輪筋は筋肉なので、トレーニングで鍛えることが効果的とされています。
◇原因2:肌の弾力に関係する組織の減少
2つ目の原因は、肌に弾力を与えている組織の減少です。
肌内部にはコラーゲンやエラスチンといった組織があり、これらによって肌はハリを保っています。
しかし、コラーゲンやエラスチンが減少するとお肌のハリが失われ、たるみが出てしまうんです。
<弾力組織が減少する主な理由>
■加齢によるもの
■乾燥や紫外線ダメージ
<ケア方法>
スキンケアで、減少してしまったコラーゲンやエラスチンを補うのが効果的です。
■目元のたるみに効くエクササイズ
目元がたるむ原因の1つは「眼輪筋の衰え」です。
眼輪筋は筋肉なのでエクササイズで鍛えることができます。
ここでは、眼輪筋の筋力をアップされる効果的なエクササイズを3つご紹介します。
◇下まぶたのエクササイズ
1.人差し指で上まぶたを軽く押さえ、動かないように固定する
2.そのまま下まぶたを持ち上げ、5秒間キープ
3.下まぶたをゆっくり戻す
4.これを左右5セットずつおこなう
◇「∞字」エクササイズ
1.正面を向き、できる限り目を見開く
2.「∞」を描くようにゆっくりと眼球を動かす(5回)
3.今後は反対周りで5回おこなう
◇目の周り全体のエクササイズ
1.額に手を当て、動かないように軽く押さえる
2.目の周りだけに力を入れ、思い切り目を閉じる(5秒)
3.この時、額や眉間には力を入れないようにする
4.思い切り目を見開きキープ(5秒)
5.これを1日5回ほどおこなう
■エクササイズ後の目元のたるみケア方法
目元のたるみケアには、エクササイズに加えてスキンケアの見直しも重要になります。
効果的な成分やグッズを取り入れて、効率的にケアをおこなっていきましょう!
◇たるみに効果的な化粧品を使う
たるみケアに効果的な成分をみてみましょう。これらが配合された化粧品を選ぶのがおすすめです。
<たるみに効果的な成分>
●ビタミンC導入体・・・たるみ・美白・皮脂分泌の調整
●レチノール・・・たるみ・シワ・肌の水分量アップ
●ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)・・・たるみ・血行サポート・肌荒れ
効果は個人差などで微妙に違ったりもしますので、自分に合った成分を選びましょう。
◇アイコスメを活用する
アイコスメとは、いわゆる「目元クリーム」です。
目元に特化したクリームなので、一般的なスキンケア商品よりも有効成分が凝縮されています。
値段が若干高めのものが多いですが、週に1度のスペシャルケアとして取り入れてみるのも良いでしょう。
<アイコスメの正しい塗り方>
1.目尻から目頭に向かって、目の下を軽く叩きながらのせていく
2.引き上がった目元をイメージしながら軽いタッチでなぞる
3.もう一度、目尻から目頭に向かって、目の下を軽く叩きながらなじませる
4.今度は、目尻から目頭に向かって、まぶたを軽く叩きながらのせていく
5.目の横幅を広げるイメージで、目頭を軽く押す
6.目尻から目頭に向かって、まぶたを軽く叩きながらなじませる
7.こめかみまでなじませ、リフトアップする
◇アプリケーターでマッサージ
目元用のアプリケーターはシワの凹凸をならしたり、リンパの流れをよくしたりする効果があります。
もちろん、強く擦ればよけいたるみが目立ってしまいますが、正しく使えばとても効果的ですよ!
<アプリケーターの正しい使い方>
1.先端を使って目の下をやさしくマッサージする
2.目頭から目尻に向かって円を描くようになでる
3.目を閉じ、上まつ毛の際をやさしくなでる
4.眉毛を持ち上げるイメージで、眉頭から眉尻に向かって押し上げる
5.目の周りに円を描くようマッサージする
■まとめ
目元のたるみケアは一見難しそうにも思えますが、原因を理解すれば効率的にできますよね!
スキンケアやマッサージに加え、眼輪筋を鍛えることで効果をより大きくすることができるので、内側と外側の両方からアプローチをおこなっていきましょう。